
評価軸スコア
搭載技術と公開スペック (自重・最大ドラグ・定価) から編集部が算出した 5 軸スコア。
- 巻き上げ力70
- 巻き心地79
- 耐久・防水79
- 軽快さ67
- キャスト性能76
巻き心地と耐久・防水が突出。軽快さは控えめ。
シリーズ総評
ツインパワー XD は『軽量と剛性のハイブリッド』というコンセプトで、シーバス・ライトソルトでの評価が高い。レビューでは『ヴァンキッシュより剛性、ツインパワーより軽量』『青物が混じるシーバスシーンに最適』『シーバスアングラーには定番の選択肢』という評価が定着している。
主な用途
評価されている点
- 軽量と剛性のバランスが良い
- シーバスシーンに最適化
- 防水性能が標準ツインパワーより高い
- 中級者の長期相棒として好評
指摘されている点
- 通常のツインパワーよりやや高価
- 用途が中庸でキャラ立ちが弱い印象
シーバス・ライトソルトの中級者
モノづくりの特徴
主要テクノロジーの「どう作っているか」を編集部が解説します。
ドライブギア
冷間鍛造 (HAGANEギア)
一般的な切削ギアと違い、金属の塊をプレスで一気に成形する「冷間鍛造」。金属組織が押しつぶされて密になるため、噛み合い面が摩耗で痩せにくく、長期間使ってもガタが出にくい。高負荷をかけ続けるショアジギや青物にとって、巻き心地が長く維持される設計思想。
ギア精度
マイクロモジュールII
初代マイクロモジュールから歯型をさらに最適化した第二世代。歯当たりを面で受けるよう設計され、ヌルッとした巻き出しと、ハイギアでも軽い巻き感を両立している。
ピニオン支持
両軸支持 (X-Ship)
ピニオンギアを片側だけでなく両端のベアリングで支える両持ち構造。負荷がかかってもピニオンが傾かないため、ドライブギアとの噛み合いがズレない。重いルアーや大物相手でも巻き感が崩れにくい。
ボディ素材
アルミ (HAGANE ボディ)
シマノのフラッグシップに据えられる金属ボディ。樹脂ボディと比べてギアの軸位置がズレにくく、内部部品を高精度に位置決めできる。負荷をかけても「巻きが歪まない」感触の核となる部品。
ライン整列
インフィニティループ
スプールへのラインの巻き付け軌跡を、上下方向で均一になるよう機構的にコントロール。ライン放出時の「結びコブ」「アタリの絡み」を抑えて飛距離ロスを減らす。
ギア耐久
インフィニティクロス
ドライブギアとピニオンギアの当たり面積を広げ、面圧を分散させる歯型設計。摩耗しにくくなり、フラッグシップ機の "数年使ってもギア音が出ない" 感触を支える要素。
巻き軽さ
インフィニティドライブ
スプール直下のシャフトに低摩擦処理を施し、巻き上げ時の摩擦損失を低減。負荷を受けたときに最も軽さの差が出る部分で、重いジグでも腕に来づらい。
ラインローラー
デュラクロス
ラインローラーの摺動部にクロスファイバー素材を採用。金属ワッシャーより摩耗に強く、ラインローラー周りに発生しがちな "ジャリ感" を出にくくする。
巻き音
サイレントドライブ
内部部品のクリアランスを徹底的に詰め、ハンドル回転で発生する微振動・打音を消す思想。回転フィールが「無音化」されることで、ノイズに紛れていた魚信が手元に伝わりやすくなる。
ローター素材
マグナムライト
ローターの肉抜き形状を最適化して回転慣性を下げる思想。ハンドルを止めた瞬間にローターも止まる「キレ」が出やすく、フィネスやアジングで効きやすい。
防水機構
X プロテクト
防水を磁性流体に頼らず、撥水ゴムと迷路(ラビリンス)形状の組み合わせで実現する考え方。回転抵抗を増やさずに水の侵入を抑えるアプローチで、ソルト・サーフ用途と相性がよい。
スプール形状
ロングストローク
スプールの深さとストローク量を増やすことで、ラインがスプールから出るときの抵抗を抑えるアプローチ。同じパワーでもライン放出量が伸び、PE ラインのキャストで体感差が大きい。
搭載テクノロジー一覧
全品番 6
ライバル機種
同じ スピニング カテゴリ・近い価格帯のシリーズ。気になる機種をワンクリックで比較できます。




